TEPROについて
理事長あいさつ
未来の日本を支える子供たちのために
公益財団法人東京都教育支援機構(略称:TEPRO)の理事長の坂東眞理子です。
教員の長時間労働等が報道等で広く取り上げられており、教育を取り巻く状況は大きく変化してきています。
子供と家庭も課題が増大し多様化する中で、当機構は、学校をきめ細かくサポートし、教員の働き方改革を推進する団体として、令和元年7月1日に東京都教育委員会により設立されました。
設立当初より、「TEPRO Supporter Bank」や「TEPRO学校法律相談デスク」をはじめ、東京都教育委員会と連携した「都立学校施設維持管理」、「東京都国際交流コンシェルジュ」、「産休・育業代替教員等確保支援」事業などを通じて、公立学校と教員を多角的に支援する様々な事業を展開しています。事業を進めていく上で一番大切な目標は、"子供たち"です。日々懸命に働かれている教員の方々の負担を少しでも軽減する支援をしていくことが、教員の授業準備時間や子供たちに向き合う時間の確保につながり、結果として子供たちの学びの充実と人間的成長につながると考えています。
また、令和5年4月からは、埋蔵文化財調査等事業にも取り組んでいます。
これまで培った専門職員の技術力と最新の知見を駆使した都内の埋蔵文化財の調査研究活動や、あらゆる世代に対する文化財保護思想の普及活動等を通じて、都民共有の文化遺産である埋蔵文化財を保護し、次世代への継承に努めています。
当機構は、こうした事業活動を通じて、笑顔あふれる心豊かな社会を目指し、次代を担う子供たちの学びの充実と埋蔵文化財の保護・継承のために努めてまいります。
もちろん、当機構だけで事業を推進することはできません。当機構に御協力いただいている方や協力したいと思っていらっしゃる方、保護者の方々、学校関係者の方々、企業・団体や地域の皆様など、多くの方々のお力添えが必要不可欠です。当機構では、様々なパートナーとの信頼の構築を事業活動の原点に据え、高度な専門性と共創力の更なる向上を図り、多様な期待に応えるサービスを提供できるよう努めてまいります。
皆様の御理解、御協力を得て、未来の日本を支える子供たちのために、東京の教育と文化の振興に寄与していきたいと心から願っております。
公益財団法人東京都教育支援機構 理事長
坂東 眞理子