TEPROシンポジウム
「社会が変える学校」
~ 地域人材、企業人への期待~
東京学校支援機構(TEPRO)では、学校が直面する課題や外部人材の活用状況、地域・企業による学校での支援活動の現状や、学校・地域・企業の連携等に関して、より多くの皆様に御理解いただき、学校教育への支援に対する関心を深めていただくことを目的とし、有識者によるシンポジウムを当機構内会議室で開催しました。
1 シンポジウムテーマ
「社会が変える学校」
2 パネリスト(敬称略)
- 笹井
宏益
東京都生涯学習審議会会長、玉川大学特任教授 - 栗原 美津枝
株式会社価値総合研究所代表取締役会長、公益社団法人経済同友会副代表幹事 - モデレーター
- 坂東 眞理子
東京学校支援機構理事長
3 概要
〇 地域とともにある学校、外部人材の活用状況
子供たちや学校を取り巻く環境が大きく変化する中、 学校における様々な課題の解決に向けて地域に期待されている役割、文部科学省・東京都教育委員会が行っている提言などについて笹井
〇 企業・コミュニティの役割
経済同友会で「学校と経営者の交流活動推進委員会」の委員長の御経験がある栗原美津枝氏から、学校への出張授業等を通じて感じられた教育現場の課題や、企業経営者の視点によるICTを活用した学校支援の取組に関する提言などについてお話を伺った後、学校で活動しているICTサポーターのインタビューが紹介されました。
〇 社会総がかりで教育再生を
将来の社会を担う人材を育成する観点から、企業や地域はどのように学校と関わっていくのがよいのかなどについて、栗原美津枝氏からお話を伺いました。
また、東京都生涯学習審議会の建議で「子供が健やかに成長を遂げるには、学校・家庭・地域住民等の連携による『社会総がかり』の取組が重要である」とされたことから、同会の委員長を務められている笹井
最後に、坂東理事長から、日本の子供たち・東京の子供たちが、たくましく元気に自分の持てる可能性を十分に伸ばすことができるよう、どのように応援していくかについて、企業・地域・いろいろなコミュニティのそれぞれが、力を合わせ、知恵を絞っていきたいと締めくくりました。